341429032023

Fujifilm X-Pro3 DR
センサー:APS-C

稀に見る買って売ったけど、また買ったが発動した機種。
X-S10購入から数か月、だんだん「カッコウイイカメラ」を持ちたい色気が出て来た頃のことだ。
この当時においても個人的な格好いいカメラランキング一位は「M型ライカ」であった。
あの圧倒的存在感は凄い。
だが、価格もすごい。

だから恰好が似てるX-Pro3。。。。
となるほど素直な人間だったらよかったのだが
当然ながらLeicaのレプ持ってる感みたいな方が逆に恥ずかしいんじゃないかと悩む。
今思うと全然レプじゃないんだけど、ライカ欲しい人からすると「もどき感」が否めない。

結果から考えると、今手元にライカはあるし、この後買ったカメラへの投資額を考えると
この瞬間にライカを買うが正解であった事は全く否めない。
が、ライカはハードルが何段もあるんだ。

まずボディが高い。しかも何やら色々ある。わからん。
次にレンズが高い。これも何やら色々ある。名前がややこい。わからん。
最終的にマニュアルフォーカスしか出来ん。M型ライカではオートフォーカスという概念がない。エグい。

結局そういう何段ものハードルを越えられず、X-Pro3を買った。
妥協の賜物だ。
だが、X-Pro3は実に良いカメラだった。
シャッター音が凄く良い。
知っているデジタルカメラの中では3本指に入る。
出てくる絵という意味ではX-S10と同じセンサーだった気がするので基本差がない。
ただ、割と意識しなくなりがちなシャッタースピードの感覚みたいなのは物理ダイヤルで「だいたい合わせ」るこのカメラが故に
身についた部分が大きいので意味はあった。

あの他に実装されているカメラが存在しないハイブリッドのファインダーも良い。
意味もなくOVFで撮って見たりするわけだ。

が、悲しいかな、そのOVFが余計にM型ライカを渇望する気持ちに火を注いだのも否めない。

結局最初のX-Pro3は2022年4月のマウント大整理事案で手放す事に。

Author: ponte