221429052023

「あの人、何が楽しくて生きてんだろ」
当日最も辛辣だったフレーズからスタートです。俺です。

KICKSWARSってご存知です?
格好良いスニーカーを履いたオジサン達が無駄にはしゃいで体力を予定以上に削る遊びです。
今回で三回目ですが、別に僕主催とかじゃないですし、頼まれもしないのに3回とも写真を撮りに行ってます。

たまに「もうサバゲやらないの?」って聞かれるけど、
重たいカメラ持って、フィールドの中にいる全員の写真を撮ろうとすると
サバゲやってるより体力使うので、別にやらなくて良いかなって思ってます。
撃たれても退場しなくて良いし。撃たれると腹立つけど。

ところで最近は「オジサンの写真を撮るの上手くなった」と言われる事が度々ありまして
さてどういう理由なのかなと考えた訳です。
で、ふと腹落ちする理由を見つけた訳ですが・・・

例えるなら、猫がいっぱいいる島みたいなところで、猫にワチャワチャにされながら
すごくダイナミックで可愛い猫の写真を撮る写真家さんがいるのですが、
そういう感じ。猫達との信頼関係が作る距離感。

女の人をモデルに撮る時も、実は一線超えてるくらいの関係の方が、
自然でありながら情緒的・官能的な表情を撮れるみたいな素人考えに例えるとわかりますか?
わかんない?まぁいいや。

つまり、僕の周りにいるオジサンズは、まぁ我が強い、個性やこだわりも強い、それで居て割と人見知りな生き物なんですよ。
猛獣?珍獣ですかね?
その群れの中に入って、珍獣に僕が認められて、初めて撮れるんじゃないかと思うんです。

願わくば写真の腕を認められて、でありたいですが、
おそらく「コイツも珍獣」という同類感で認められたのかも知れませんね。

そういう訳で非公式National Geographic珍獣記録カメラマンが僕のライフワークの一つになったのかも知れません。
前の記事でも書いたけど、僕を含めたオジサンズ、いつ死んでもおかしくないからね。
一瞬一瞬の記録を残す、は意外と重要かも知れません。

そんな珍獣オジサンズの同列?従兄弟?みたいなポンコツオジサンズがKICKSWARSの主催のオラノな訳です。
つまりライフワークの延長線ですね。だから今回も珍獣ハンターみたいなミッションです。

さて。
当日のゲームやオフショットは例のアルバムを見て頂いて感じてもらう事で割愛します(雑)

■珍獣タイプ1 ポンコツミリオタズ

しつこいようですが、僕は仲の良い人に対してしか悪口は言いません。悪口にも愛が含まれるからです。


ダッチ。
正式には「ダッヂ」なのか「だっち」なのかもうわからなくなったので僕は「ダッチ」って呼んでます。

写真撮って欲しいんだというんで、セーフティの先の小道とかで撮るのかと後ろついていったら
駐車場まで連れていかれて、オジサン達3人がズボンを履き替える様子から見させられました。

「おいおい、まさか今から着替えて用意する訳?」

僕の心配を他所に服を買いに来た女子みたいに、こっちが良いかな、それいいじゃん、やっぱこっちかな、を始めます。オジサン達で。

しつこいようですが僕はミリタリーにそこまで興味がないんです。嫌いじゃないですよ。でも興味がないんです。
だから迷彩柄が何柄だろうとどうでもいいんです。僕に聞かないでください。

背中にキャニスターを付けるか付けないかでうにゃうにゃやってたけど、思い返したら背中の写真ほぼ撮らんかったからな?


高橋さん

わかんねぇ。
ダッチとの差がわかんねぇ。
生の頭部が写ってないので、腕毛の濃さで判断するようにしてました。
元々おじいちゃんみたいな感じなのに、電池の切れたイヤマフとガスマスクかぶってるから
こっちの声が一切入りません。
ジェスチャーで「もっと左」ってやると「左に回転」したりするので
心の中で「ポンコツルンバ」って呼んでました。

いい人で大好きなオジちゃんなんだけど、ガスマスクの弁塞いでやろうかと思いました(笑)

聞こえにくい人(ダッチ)と聞こえない人(高橋さん)のツーショは地獄。
もっと二人寄って!!!
ダッチが高橋さんに寄る。
寄られた高橋さん距離を空ける。
寄る。空ける。

バカか!

この距離感で撮るまでしばらくかかった(笑)



真打ちクボジュン登場。
ここからは「犬」「腕毛」「腕毛なし」で識別するしかありません。

ギュっと寄って撮りたかったんだけど、高橋さんのパーソナルスペースが意外と広いのか左右のバランスが悪い。
けど、もう面倒くさくなってシェパ子の顔の向きだけ合わせて終わり。
足はスニーカーだから切って欲しいって言うのに、最後自らしゃがんだから足が嫌でもバチ入ってきたがもう気にせず撮った。
暑すぎてしんどかったので、今度3人からドリンク1本ずつ奢ってもらいます。


TAKさん

今日は「準ミリオタズ」でした。

撮って欲しいポーズが自分である人は楽です。勝手に良い所で動いてポーズ変えてくれるし。
撮っててすぐに飽きません。

オジサンズとミリオタズは動きが少ないので秒で飽きます。
そうか動きを出させればもう少し飽きないで撮れるかな。。

そういう意味では、ミリオタズを今後撮って行く上では「良いポージングの指示出し」も僕のタスクになるんでしょうね。
わかんねぇよミリオタのポージングなんて(笑)


■珍獣タイプ2 オジサンズ
実際の順番的にはミリオタズの衣装準備を待てずにセーフティの日陰に帰ろうとしたら
「おい撮るぞ」の一声で先に撮る事になったオジサンズ。

今日のテーマは

「俺、抜け感のある写真撮りたい」

NUKE KAN.

まぁ、撮るのは僕なんですけどね。

背景がズバーンとボケて被写体が浮き出るような写真の事を言うてはるんだと思います。

はい、バーン。
普通の人から見て「写ってる人の方が抜けてる」と思わないか心配にはなりました。
ラジコン持ってすっとぼけるオジサンとランニングに猛獣柄の半パンオジサン。
撮ってる側に確信が持てないで困る。


上にわずかに電線カブったし。
切るか消すかしようと思ったけど、逆に有りかなと思って残してます。
重鎮のメット曲がりは定番なのでそのままにしてます。

アレですね。もうちょいポーズのバリエーションは仕込まないといかんですね。

犬で言うと「待て」か「おすわり」しか出来ない状態ですね。
もっと「お手」とか「チンチン」・・まぁチンチンは得意なので除外しますか。

大丈夫ですか?これが正解ですか?誰か教えて欲しい。

ダークホースTACTICALアキラ
なんでコレ撮れちゃったかな。
これ連射した中の1枚じゃなくてシャッター1回しか切ってないのよ。

抜け感独り占めして行った男。俺は悪くない。撮れた俺凄い。

泥豚。
あれ?
白豚?
沼豚?
あ、泥沼

自己顕示欲だけはボス級の「RPGで最初に合うちょっと強い敵」みたいな珍獣。
自分の名前入りのグッズを自分用に作る習性がある。

普段居ないのに、この日に限り「じゃ、(俺も)いいですか・・・」と順番待ちしてた。

以上。

承認欲求モンスター
図らずも後ろに立つ事になってしまったマーシー君の表情が硬い。
理解できないのかも知れない。
横並びに立っても目立つ格好のオジサンが、一歩前でうんこ座りする状況を
気持ちが受け入れられてない顔をしている。無理もない。だがオジサンズでは日常茶飯事です。



■珍獣タイプ3 オラノーヒルズコップ

この日メインのカメラには70-200mm f/2.8って言うデカくて長いレンズを付けてたんですが
別に珍しい事ではなくサバゲ撮るとき大体コレなんですよ。
だけど、オラノだと気が狂いそうになる事象が起きるんです。

まず最初にヤンキー担当のワカ〇キ君が
「すごいデカいレンズつけてる!そんなの買ったんスか?」って聞いてきたので

「KICKの2の時、集合写真撮ったのコレだよ・・・・」

「え?そうでしたっけ?」
って会話をした訳ですよ。

その5分後。
ポンコツ担当ナ〇イさんが
「すごいデカいレンズつけてる!そんなの買ったんスか?」って一語一句同じ質問してきて
「・・いや・・だから・・KICKの2の時、集合写真撮ったのコレだよ・・・・」

「え?そうでしたっけ?」

って会話を2回させられる

これがオラノクオリティ。

さぁ第一ゲーム始めるぞ、の瞬間にフィールドに入り込んで走り回るシェパ子に翻弄されるオラノの署長。
捕まえたのか、振り回されているのかわからない。


未だにオジサンズは、「あのもう一人誰だっけ・・・アレ・・・」と名前が出て来にくい。
もうちょい自己主張おねがいシャス。



ヨシヲ君

ただただデカい。

ラブハンドル(横腹の肉)をカリスマに鷲掴みにされて歓喜の声を上げる。
嫌なのか嬉しいのか悔しいのか気持ちいいのかわからない。



さてとっ散らかってしまったので
最後に一曲お送りして終わろうと思います。

【東京砂漠/内山田洋とクール・ファイブ】

♪~ (イントロ)

空が~哭い~てるぅ~ (ボソボソ系の声で)

歌詞忘れ沈黙

ひとはーやさーしーさーをー

・・・(また忘れ)・・・・

あなたぁ~あなたがいる~

ぁはぁなぁたぁのそヴぁでぇ~ (突然の本域)


~~この TOKYOさばくぅ~


オラノの皆さん、今年も楽しいイベントありがとう。



了。




P.S.赤福はお好きですか? 赤福に思い出はありますか?

Author: ponte