182916062022

Previous Camp story.

キャンプに行った。
別に僕はキャンプが好きな訳ではない。
車中泊仕様の車に乗っているが車中泊も好きではない。
家以外の所で寝るなら、まともなビジネスホテルに泊まるか
ラブホで妙齢のマダムを一晩中ネチネチ責めたい。

前回のミリキャンの大渋滞に懲りたので早朝に家を出た。
道は空いていて予定より早く着いた。
写真を撮る気だったからだよ。

せっかく遠くまで行くのだから写真撮るでしょ。

とは言え、あまり長い事ウロウロするのも疲れちゃう。
ので、キャンプサイトからすぐ近い所で・・・と考えると、滝くらいしかなかった。

土曜日の朝7時過ぎに滝を見に来る人なんかいなかった。

壮大な景色を独り占め出来るのは良いが、誰もいないのは怖い。

人が居たら居たで、居ないといいのにって言うけど、
居ないのは居ないので寂しい。

一人二人散歩っぽい人とすれ違ったが、さらに怖い。
こんな滝の所を朝散歩するなんて怖い。

正直滝にもさほど興味がない。
でも撮って見る。

70-200mm f/2.8がクソ活躍した。
いや、むしろナナニッパだけでも良かったかもしれない。

とにかくこのレンズは良い。凄すぎるくらいに良い。
白糸の滝→音止めの滝→陣馬の滝と滝をハシゴして
最後に田貫湖。
オール曇り。撮れ高低め。

皆が集合してからは猥褻な話しかしてない。
何も書けない。

ちなみにこのオジサン達のキャンプ装備は物凄いお金が掛った素晴らしい装備なのだが、
基本的に本人たちがド素人なので使いこなせない。
宝の持ち腐れだ。でもインスタ映えはしたい。

基本オジサンと言うのは報われない事に対して努力を惜しまない。
誰も見ないのに無駄毛処理含めたボディケアには気を使うし
いつでも恋が出来るように心と体の準備も怠らない。

性的な手技には自信があるが、手の繋ぎ方はわからない。

風俗店には堂々と入って行けるが、知らない女の子と話すのは緊張する。

それがオジサンだ。

オジサンはエロい話が好きだ。
そしてオジサンは暗くなると眠くなるらしい。

夕方から豪雨だったが豪華装備のおかげでさほど困らなかった。

朝、見えた富士山。

日本人なんだなと思うのは
富士山を見ると、どこか厳かな気分になるし
なぜか嬉しい。
これは遺伝子なのか。

富士山にもいつか登ってみたいと思うが、全く自信がない。

だが近いうちに行こう。行かないと何も始まらん。

Author: ponte