またレンズを買った。
まさにレンズ沼にズブズブなのだが
Twitterにも書いた通り、「沼」という表現はネガティブすぎる。
ので「探求心の泉」と呼ぶ事にしている。
レンズを買う理由はまさに探求心。
最近はオールドレンズばかり買っているが
発売当時から今に至るまで、そのレンズが消え去らずに残り続けている理由とか
時を経て経年劣化も含めた「味」のようなものとか
現代のレンズとは全く方向性が異なるアウトプットとかに探求心をくすぐられるのである。
そもそもでフィルムに対する憧れのようなものもあるのかも知れない。
最新のレンズでパッキリ写るのは素晴らしい。
それはそれでちゃんと写真を撮る時用にそういうレンズは持っていたい。
オールドレンズはスナップ用。
日々の自分が目にする光景を、フィルムで撮っていたらこんな感じになるのかな、という
残し方をしたい。
そういう気持ちだと思う。
じゃ、フィルムで撮れば?と思うのだが
前にも書いたことがあるように思うが、フィルムは自分のペースに合わない。
撮って、現像に出しに行き、出来上がるのを待ち、PCに取り込む。
撮り切らなかったら現像にも出せない。
コスト的な問題もそうだが、ペースの方がじれったいかもしれない。
ちなみに今回購入したのは、オールドレンズの代表みたいな存在の2本。
CONTAX Planar T* 50mm f/1.4 AE
Asahi Pentax Super-Takumar 55mm f/1.8
今更そこ?って存在な気がするが
どうも天邪鬼な性格から、オールドレンズを弄り始める時に、王道から行くのは嫌だなと思い
あえて買ってなかった。
Takumarは28mmを持っているが、APS-CやM4/3で使う前提で1.5倍、2倍換算でも標準域くらいで使える事を前提で
28mmにしてた。
Planarは以前FマウントのMakro Planer T* 50mm f/2を持っていたが、これはたしかコシナ Carl Zeiss製。
今回は初のContax製。
言わずもがなC/Y to Zのマウントアダプターが増えた。
AEは前期型を示すらしい。
後期型のMMが人気っぽかったが、より古くじゃじゃ馬っぽいAEを選びました。
3本目はVoigtlander HELIAR classic 50mm f/1.5 VM.
これは新しいレンズですがオールドオマージュというかオールド然とした写りをするとのこと。
いずれにしても癖玉と評価があるレンズ。
50mm何本持ってんだよって感じですが50mmは何本あっても困らんのです。
レンズは3本とも明日届くので、明日からまた泉のシブキを全身に受けて生きようと思います。