132228032023

RICOH GRIII
センサー:APS-C

4台目となるカメラはRICOHのGRIII。
言わずとしれた小型ながらAPS-Cセンサーを搭載したスナップシューター。

まだこの当時は出勤する率も高く、X-Pro3と言えども仕事用カバンの中に入れて持ち歩くには大きい。
そんな「とりあえず常に持っていたいし、なんならちゃんと写って欲しい」というニーズに対しては
最適解のカメラだと思う。


モノクロも定評があるが、カラーも別に悪くない。いや良い。
難点があるとすれば
・ファインダーがない
・撮り味(シャッター音)
・バッテリーの持ちの悪さ
が挙げられる。

ファインダーはアレだけ小さいんだから仕方ないでしょって思うし
外部ビューファインダーを購入してお茶を濁そうとした。
なんならスナップ用途なのだから、ある程度絞ってパンフォーカスで良いじゃない。
今ならそう思うが、当時はまだ青い。
スナップでもちゃんとピント合わせたいし、なんなら絞りたくない。
ISOも上げたくない。

そんな素人っぽいスナップ感と出勤率の低下、さらには「無難が故の癖の無さ」で持って歩いてはいるものの
稼働率が下がり、ドナドナとなった。

カメラの善し悪しというより、使い手の成熟度の問題であろう。
未だにGRIIIではなく、旧GR DIGITAL時代のIIやIVを探しては買うか買わないか、で迷ったりする
携行性の良さはピカイチのカメラだったなと思う。

使用中なかなかの温度で熱を持つのは正直不安になる。

Author: ponte