181003062023

ようやく過去のミスショットを消し始めました、って話。

自分の使ってるRAW現像ソフトの仕様というか取り込みフローの問題なのですが
僕はLightroom CreativeCroud版をメインで使ってます。
このソフト、オリジナルのRAWを読み込んで自分の作業領域とCloudにコピーする仕様なので
カメラから取り込んだRAWデータは丸々残る訳です。
で、現像の過程で要らない写真を削除したとしても作業領域とCloudから消えるだけであって
オリジナルのRAWは消えません。

結果的に「自分が良い」と判断した写真は、オリジナルRAW、PCの作業領域に保存されたRAW、クラウド上と
複数個所にバックアップされているので、何かが壊れても大事な写真が消える事はほぼありません。
そこは安心のポイント。

だけど、最初の頃はあまり気にしていなかったのだけど、まじめに写真を撮るようになって3年目。
地味にPCのストレージ容量や、外部にバックアップしている先の容量が気になり始めたので
重い腰を上げて不要データの整理を始めました。
もちろんHDDを買って増設すればいいんだけど、同時に整理も必要かなと思って。

とは言え。
個人的にミスしたRAWデータって大事だなと思うのが
当然現像ソフトではその写真を撮ったカメラやレンズ、ISO/SS/絞りなんかの情報が見えるわけで
どうしてこれミスったのかなを振り返り、自分にフィードバックしていくためには重要な情報の山です。
なんでもそうですが、成功よりも失敗から学ぶことが多いのが人生です。
成功した写真、マグレ、運、たまたま、それが撮れただけかもしれないし。

挙句、今の自分が「失敗」と定義しているだけで、
例えばブレまくった写真ばかりを加工してアウトプットしたくなったら、
メインの被写体にピントがいかなかった写真ばかりが欲しくなったら、
そんな未来が来た時に、今の感覚だけで「失敗」として消してしまうのは勿体ない。

なので自分の中でフローを定義する事にしました。

今は2023年なので、2023年のRAWは何もせず保存し続けます。
2022年のRAWは意思を持ってシャッターを切っていないもの・・・
例えばカメラぶら下げて歩いていて、知らないうちにシャッター切れてたこととかあるでしょ?ああいうヤツ。
アレを対象に削除していきます。
で2021年のデータは、面倒臭いんだけど一枚ずつ見ていって、これは要らないなってヤツを消していきます。

こうすることで短絡的に「失敗ダァ」と消してしまうリスクは少し減ります。

当然、今現在の自分と比較すると、より素人感が強い訳ですよ2021年。
新しいカメラを買った、レンズを買った、で とにかく撮りたかったんだろうな俺。みたいな写真が多いんですが
そういうのはあえて残します。
同じところで粘って何枚も撮ったようなヤツは、1位と2位だけ残します。

結構振り返るのも悪くないなと思うので、RAWデータの管理用だけにLightroom Classicを使ってます。
皆どうしているのかわからないのだけど、データが多くてカタログが重くなるので
年ごとにカタログ作って分けて管理するようにしました。

ここで、僕の保管されている最古のRAWデータがどれか、というとコチラです。

これが最初に僕が意思を持ってシャッターを切ったものです。
2021年1月です。

最初の一か月は週末しか撮っておらず、2か月目は影響を受けた作品を真似た感じの写真。
3か月目で今のような「どうでもいい感じ」の写真で安定し始めた気がします。

どうでもいいんですが、基本的に「画質を下げる現像」をしているので
RAWデータをそのまま見ると、どれも綺麗で感動する反面、なにか申し訳ないような気分にもなります。

ので、今回は何も弄らずストレートのRAW出力で貼り付けてみました。

P.S.ある程度整理終わったところでファイル数7万くらい、容量が2.5TBくらいまで減りました。

Author: ponte