Panasonic GX7 MarkIII
センサー:M 4/3
この頃は僕の機材迷走期と呼ぶに相応しいでしょう。
強い理由もなく、手頃な価格の機器をやたら買う、という脳がやられているとしか思えない行為を繰り返しておりました。
それに巻き込まれたのがこのカメラです。
とは言え、初代のGX1の系譜であろうGX7の、しかも三代目MarkIIIですから
良いとこどりの高性能機だろうと。
が、性能的には良かったんですよ。
ただ致命的に気に入らない場所が2個ありました。
1つはシャッター音。買う前に調べろよって話ですがGX1の子孫にしては静か。
というか、時代的に大きなシャッター音は好まれないのでしょう。
ピアノの発表会とかで「バッシャ!」みたいなシャッター音は周りに迷惑ですしね。
もう1つは稼働式の電子ファインダーです。
GX1の頃は外付け、別売だった電子ファインダーが左肩に実装されていて
かつ、90度上向きまでティルト出来るんです。
これは画期的。
と思ったんだけど、カバンから取り出すたびにティルトしてしまってて
直すだけの小さな手間が面倒臭い。
ただ、キットレンズでついてきた DG SUMMILUX 15mmは良かったですね。
M4/3機なので換算30mm。
カリッとした絵で良かった。
残念ながらこのカメラも22年のマウント整理事案で去って行きました。