481128032023

Nikon D750.
センサー:フルサイズ

GX1が不調になり、サバゲ用のカメラとして代替えを求めた時に
これまた単純に「一眼レフ」なんじゃないかと
ノープランで買ったカメラ。
当然ながら当時はカメラの事はよくわかっていない。それなのにレフ機を買ってしまった。
恥ずかしながら暫くの間はPモードで使う事になる。
当然だ。
Pモードでもフルサイズセンサーが出す絵は、それ以前のデジカメと比べると
圧倒的な解像度だったから。

ガジェット好きも無駄な追加レンズ購入を加速させる。
当時はレンズさえ買えばどんどん良い絵が撮れると思ってた。
(まぁいまでも変わってないように思うが)
Pモードユーザながら、キットレンズ以外に3本くらいレンズを持ってた。

その後、本格的に写真を撮ると決めたのだが、その際には別のカメラをメインカメラとして購入していたので
D750は不遇なサブ機に甘んじる期間がそこそこあった。
が、ご存知この性格だ。
「使ってない機材があるのが許せない」という気持ちと
「なんかカメラやってる人はいろんな機材を使いこなしている」という勝手な憧れで
初代のGX1を含め、使用頻度も上がり。
使用頻度が上がるにつれ、レフ機特有のシャッター音と「撮った後じゃないと答え分からない」アレが
僕の心をつかみ、再びメイン機の座に返り咲く。

だが、この子が少し不遇だったのは
ちょっとした落下から「OK」ボタンのみ破損・紛失して、設定変更が出来なくなり補欠落ちし
レギュラー復帰するために、しばしNikonに修理に送られ離脱。
帰還後もしばらくしてAFが動かなくなるという故障に見舞われ、再度入院で長期離脱。

今の所30台近くカメラを購入しているが、これだけ故障があったのはこの子のみ。

「新品で買うと、まぁまぁハズレ(初期不良やすぐの故障)を引く」という俺のジンクスを体現したような子だった。


だが、お世辞抜きにもカメラのいろはを教えてくれたのはこのカメラで
色んな失敗や試行錯誤に付き合ってくれたカメラでもあるように思う。
それが故にミラーレスカメラ全盛の現代において、未だにレフ機大好き側に居るのではないかと思っている。

この子がNikonだったから、未だにNikonなのだが
何故Nikonだったのかを考えると
まさに天邪鬼の極みだった気がしている。

当時既にSONYを始めとしたフルサイズもミラーレス化が進行してて
NikonとCanonの2強体制だったフルサイズ界隈の勢力図が様変わりし
どちらかというとNikonはもう尻すぼみ、という印象。
(Pentaxの事は忘れてる)
それが故にNikonを選んだように記憶している。


Author: ponte